ロシア・ウクライナ問題を子供にも分かるように解説してみた

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こんにちはお芋さんです。

現在、ロシアによるウクライナの侵攻が続き、ニュースでは戦闘の場面が映し出されています。

しかし、日本に馴染みが無いウクライナという国のことということもあり、

何故、このような状況になっているのか?の背景がよくわからないという方も多いと思います。

ちなみに小学生の息子の友達の間でも「ウクライナ問題」は話題になっているらしく、

息子からもウクライナについての質問がありました。

パパ、どうしてロシアとウクライナは戦争しているの??

このように子供に質問された方も多いのではないでしょうか?

そこで今日は小学生でも分かるようにロシア・ウクライナ問題を判りやすく解説したいと思います。

目次

歴史的にウクライナはロシアに支配されたり独立したりを繰り返していた

最初にウクライナがロシアの支配下に入ったのは18世紀に遡ります。

その後、独立・ロシア支配を繰り返していましたが、1920年代にソビエト連邦(昔のロシア)に組み込まれました。

1991年にソビエト連邦が崩壊したのを機に、ソビエト連邦はロシアとその他の多くの国々に分裂しました。その中の国の一つがウクライナでした。

そしてウクライナは独立を得たのでした。

つまり、昔からロシアはウクライナを自分の領土にするために侵攻を繰り返していたのです。

ロシアの要求は何か?

では、何故ロシアはそんなにウクライナに拘るのでしょうか?

それはロシアが脅威に思っているNATOというアメリカ中心の軍事同盟の存在があります。

NATO

旧ソ連(現ロシア)の軍事侵攻に対して作られた、アメリカを中心とする軍事同盟

ここで重要になるのはウクライナの場所です。

ウクライナはロシアのすぐ西側に隣接しており、しかも比較的大国であるウクライナがNATOに加盟することはロシアにとって非常にやっかいな話なのです。

自分を監視する人が隣にいるのは嫌。という感覚に似ているでしょう。

とにもかくにもロシアはウクライナがNATOに加盟しないように要求していたのです。

ロシアがしびれを切らす

しかし、こうした要求(要求はこれだけではないのですが)をウクライナや、その後ろ盾となっているNATOは受け入れずに時間が過ぎていきました。

双方妥協せずに交渉は難航し、ロシア側がしびれを切らします。

2月22日、日本時間未明にロシアのプーチン大統領が、ウクライナの一部の州を「独立国家」として承認する。と言い出したのです。これはつまり「その州はウクライナではない」と宣言したということになります。

勿論そんな蛮行をウクライナも世界も認める訳がありません。

各国が一斉にロシアを批判しました。

ロシアがウクライナに侵攻開始

すると2月24日ロシアがウクライナの軍事施設や空港を空爆し始めました。

交渉で拉致があかないと痺れを切らしたロシアが力で無理やりウクライナを支配しようと動き始めたという形になります。※もちろん交渉の1部という見方もできます。

まとめ

まとめると、ロシア側からみれば自分を抑え込もうとするNATOという大きな組織に、自分の隣人さんまで入られたらたまらん。という立場。

ウクライナ側からすると、ロシアという昔からいじめられていたジャイアンみないな存在の国から身を守るために、NATOという組織に入りたい。という立場。

それらの交渉がすれ違いロシアが軍事侵攻を始めたというのが、今の状況になっています。

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この記事を書いた人

元世界中を旅したバックパッカー。
今は愛する奥様と共に子育てに絶賛奮闘中。
子供との一緒に見るこの世界は、
世界中を旅していた時と同じくらい面白くて刺激が一杯。

そんな暮らしの中での学びをブログに綴って行きたいと思っています!

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